Various Miscellania related to GNU/Linux


Emacs

boiled-egg-3.17 + emacs-20.7

問題: 'n' あるいは 'nn' で終わるシークエンスを変換できない. ('Wrong argument: integerp, nil' のエラーメッセージが出る)

解決法: (require 'boiled-egg) の後に以下のコードを足す. (武内勇司さんの ページより)

(defun its:simulate-input (i j  input map)
  (while (< i j)
    (setq map (get-next-map map (sref input i))) ;
    (setq i (+ i (char-bytes (sref input i))))) ;
  map)
      

XFree86

MatroxG550 DVI-D 接続

問題: Vine-2.5+XFree86-4.2.1 で DVI 接続でモニタを使えない.

解決法: Matrox より driver をダウンロードして指示通りインストール (install.sh 実行するだけ). XF86Config-4 に以下の option を mga Device の section に書く.

    Option      "hw cursor" "off"
書かないとマウスのカーソルが四角上になって見えない. (加藤泰文さんの 情報 を参考にしました.)

Flash 6 での文字表示

問題: Macromedia の Flash 6 Player で文字が表示されない.

解決法: TrueType-kochi がインストールしてあることを確認して

# mkdir /usr/share/fonts/flash6
# cd /usr/share/fonts/flash6
# ln -sf /usr/lib/X11/fonts/TrueType/kochi*.ttf ./
# ftdumpxlfd * > fonts.dir
さらに /etc/X11/fs/config の catalogue に /usr/share/fonts/flash6, を足す.

参考: Vine ML での Shoji Matsumoto さんの 情報


Vine から cups の printserver に PS file を印刷するとずれる

Vine から cups の print server で PS ファイルを印刷すると下と右に 1" 程度づつずれる. 不思議なことに PS でなければずれない.

対処法:


Turbo Linux Desktop 10

ntp のインストール/設定

問題: なぜか知らないが,ntp は server が install されないし rpm package が見つからない.

解決法:

  1. ftp site より ntp の source を取ってくる.
  2. rpm --rebuild で src.rpm を rebuild.
  3. ntp, ntp-server の rpm ができるので ntp-server も install.
  4. /etc/ntp.conf の設定.
  5. ntpdate server-name で大体の時間設定.
  6. /etc/init.d/ntpd start
それにしてもなんで ntp-server が install されないし, rpm package も無いのだろうか?

Remote printing

問題:KDE の control center より print server の queue の情報等入れても remote printer に print できない. 同じ状況で他の WS よりは print できるので server の許可の問題ではない.

Print server としての設定

Windows XP から Unix の print server で print

  1. Wizard で「プリンタのインストール」.
  2. 「ローカルプリンタ」を選ぶ.(意外?)
  3. 「新しいポートの作成」 → Standard TCP/IP Port
  4. server の IP address, lpr, queue を指定.
  5. バイトカウントを有効に設定.
  6. プリンタメーカー名と機種を選択.
実は通常の document を読むと samba を有効にしなければならないような印 象を受けるが,samba を使う必要はない. (thanks: 山本様が情報提供)

Epson PM-G700 の接続と設定

Inkjet printer Epson PM-G700 を買った (実売 2万円).
設定の仕方:
  1. 通常どおり, USB 接続,電源を入れる.
  2. エプソンコーワ より cups 用 rpm 形式の driver を入手し, install.
  3. 附属の readme どおりに設定するとあっさり動く.
買う前一つ心配であったのはどのインクが無くなったか判るか,ということであった. (6 つ独立なインクタンクがあるからわからないと困る.) 判らないわけは無いと思ったが,実際平気であった.確認には 2 つ方法がある.
  1. ekpstm (status monitor) でソフトウエア上でインクレベルが見える.
  2. インクが無くなったときに無くなったところでインクケースが止まるので コンピューターに接続していなくてもわかる.

CD-RW の接続

Turbo Linux 10 Desktop で CD-RW を使う.
  1. boot 時に ide-scsi を指定. grub なら grub.conf に
          kernel (hd0,0)/vmlinuz root=0302 hdc=ide-scsi
          
    lilo なら lilo.conf に
          append="hdc=ide-scsi"
          
    等を指定.

  2. /proc/scsi/scsi には認識されている.
          Host: scsi0 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
          Vendor: HL-DT-ST Model: DVDRAM GSA-4040B Rev: A105
          Type:   CD-ROM                           ANSI SCSI revision: 02
          

    実は FAQ (2004 年 4 月現在) によると「Turbolinux 7 Server 以降をご利用の場合には、この (ide-scsi) 設定は不要です。」 だそうだが,使わないと scsi 認識できなかった.

  3. さらに modules.conf に
          alias scsi_hostadapter ide-scsi
          alias scd0 sr_mod
          options ide-cd ignore=hdc
          
    を追加.
  4.       # modprobe ide-scsi
          
    は explicit にする必要がなぜかあった.
  5. cdrecord -scanbus でチェック.
          Cdrecord 2.0 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2002 Jrg Schilling
          Linux sg driver version: 3.5.29
          Using libscg version 'schily-0.7'
          scsibus0:
             0,0,0     0) 'HL-DT-ST' 'DVDRAM GSA-4040B' 'A105' Removable CD-ROM
             0,1,0     1) *
          
    dvdrecord -scanbus でも同じ.
実際には ide-cd を使えとも書いてあるおんでそちらでも良いのかもしれない.

DVD-RW を使う

dvdrecord -scanbus なので RAM 対応の DVD ドライブで
  1. fdisk で partition 1 個
  2. mke2fs -b 2048 でフォーマット
  3. mount しようとしたら reboot. ここ数年で kernel を落としたのは初めてだと思う. やはりこの辺りは鬼門か…

Turbo Linux 8 for AMD64

Athlon 64 system (3200+, MSI K8T NEO-FSR, K8T800 chipset) に Turbo Linux 8 をインストールしてみた. TL8 は Athlon 64, K8T800 以前 Opteron 用に作られていたので まず事前に Turbo Linux web 上の情報で 製品情報, FAQ 等で問題はなさそうなことを確認. さらに Turbo linux に電話で問い合わせたところ Athlon64, K8T800 で問題なし, との回答をもらって購入.

CD boot して install. Partition 切ったりしながら install 全てで (120GB+160GB HDD format 含め) 一時間程度. いたって順調だと思ったところ,install 後 kernel panic で立ち上がらない. 調べたところ TL8 用 updatekit が存在することを発見して install しなおしたところあっさり動いた.

個人的には以下の点が問題であると感じた.

正直言って,AMD64 用の Linux やる気あるの? という疑問を禁じ得ない. 事実 ia32 用には 2003 年夏に TL10D を出しているが, AMD64 用にはいまだに TL10 をリリースしてない. ia32 用に関してはすでに updatekit も出してやる気が感じられることは付け加えておく. (2004 年 2 月)

その他


NFS export

  1. hosts.allow に client の portmap の許可
  2. exports に client の記述, exportfs -va
  3. nfs, portmap 等のスタート

NFS import

  1. autofs install
  2. /etc/auto.master 等の記述
  3. autofs start

Mathematica 4.2 over network

問題: mma4.2 が network licence を使って走ろうとすると core dump する.

解決法: Linux ではなく Linux-dyn の Binaries を入れる. (Frontend, Kernel/SystemResources, Kernel/Binaries, Graphics, Converters). /usr/local/bin/math 等の sysid を Linux から Linux-dyn に変更.

参考.


Spam 対策

Spambayes を入れてしばらく使っている. 結論からいうと信じられないほどすばらしい. 自分で手動でフィルターを書いていた経験からこれだけ正確なものを 作られるとは期待していなかった. 大体 50〜100 spams/day と普通のメールが 10/day 来るが,現状では 自動的に spam は spam folder に入れられ,通常のメールは inbox に入ってる. 平均して 1 e-mail/day 程度 unsure folder に入り,これは手動で振り分ける. (これも大抵 spam である) 学習することにより個人に合わせてより的確な判断をするようになるが, default の database ですでにかなり適切な判断をしていた.

一応 spam folder もチェックしているが数ヵ月見てきて false positive (誤って spam と認識されたメール) は一通もない. false negative も今まで数えるほどである. (日本語スパムには弱いようだ)

基本的な考え方はシンプルである:

  1. e-mail のヘッダーと内容を見て spam らしさについて点を付ける.
  2. 点により spam, unsure, ham と分類し, mail header に記述.
  3. 点の付け方の database は spam と ham を定期的に 読み込ませることで update し続ける.
spambayes 自体は header に一行入れるだけなのでそれを他のメール フィルターで分けるときの分類基準にすれば良い.

install の仕方は非常に簡単である.Spambayes 自体は python script なので 適当なところに置くだけ. 注意しなければいけないのは比較的新しい Python(>=2.2.2) が必要なことだけである. あとは好きな mail filter で振り分ける. 私はもともと procmail user だったので .procmailrc に

:0fw
| $HOME/bin/spambayes/hammiefilter.py

:0
* ^X-Spambayes-Classification: spam
spam/.

:0
* ^X-Spambayes-Classification: unsure
unsure/.

:0
inbox/.
と書くだけで十分であった.

database の update は cron を使う手段があるが, そうすると自動の分類間違いが確認される前に 間違った学習の悪循環に陥る可能性がある. よって私は適宜 spam と ham をチェックして database を手動で update している.(大体数日に一度)


Vine-3.1 と Dynabook M10 内蔵無線 LAN

Dynabook の無線 LAN に少し苦労したので大まかな手順を記述.
  1. lspci で内蔵無線 LAN が

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Last modified: Mon Aug 22 14:06:25 JST 2005